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マンモスのなく頃に 第04話 「隠撮り編 其ノ四 喪失」

-マンモスのなく頃に-
第04話「隠撮り編 其ノ四 喪失」


~前回までのあらすじ~
俺は郷にも見捨てられ、とうとう中村と一対一になってしまった
この絶望的な状況をどう打破したらいいのか・・・



状況は最悪だった
中村は俺を逃がすまいと拘束している

俺はよく考えた
なぜさっき7階へ行って飛び降りようと思ったのか
その理由は何だったのか
その原因をつくった人物は誰なのか

俺はわかった
そう、今目の前にいるコイツこそが問題そのものだ
自殺なんかする前にやるべきことはあったのではないか
せめて俺が死ぬ前に、俺より早く死なないといけないヤツがいたのではないか
俺は何逃げていたのか
どうせなら、
恨みを晴らしてから死んだほうが、
この世に未練が残らないってもんだ。

「ハ!なに黙りこくってんだよ!?」
そう言って中村は俺を蹴り飛ばした
「ぐっ・・・」
無様にも吹っ飛ばされる俺

このままだと本当にこれまでどうりだぞ
格闘では勝てない
なにか武器になるものを・・・
しかし今いる場所はトイレだ
武器になるものなどトイレットペーパーくらいだ
掃除用具はトイレの外のロッカーに仕舞われているためそこまで行くことが出来ない

もう冷静さなど失っていた
手当たり次第にポケットを探った
「・・・っ痛!」
ポケットをあさっていた右手に何かが刺さった
右手には切り傷があり血が滲んでいる
俺の手を傷をつけたモノをポケットから取り出す・・・

そこには、
刃渡り8cmほどのガラスの破片があった
さっき7階へ行くときガラスに突っ込んで破壊した
そのときのガラスの破片がポケットに入り込んでいたみたいだ
我ながら良いのか悪いのかわからない運に苦笑いを漏らす
中村は俺がこの急造の武器を手にしたことには気づいていない
・・・殺るには今しかない

「ハッハッハ!楽しいね、死ぬ寸前まで殴り飛ばしてやるよ!」
中村は楽しそうに声をあげる
「死ぬ寸前?死ぬのはお前だ」
「ハ?逆らってるワケ?調子のんなよ」
中村の右ジャブが疾風の如く迫る
それを俺は左腕を盾にして防御する
残った右腕・・・右手にはガラスのナイフを手にしている
残る力を振り絞って、がら空きの中村の左胸に突き刺した
「っ・・・」
さっきまでの威勢はどこに行ったのか、中村はあっけなく蝋人形のように倒れた
強く握っていたガラスの破片で血まみれになる右手には不思議と痛みは感じなかった

俺も膝をついてその場を生のない眼で見つめる
こうしたあとは何をするか、こうする前に決めていた筈だ
俺は血まみれの右手に残っている力を振り絞り握っているものを首元に沈めた
血液が外気に漏れて行くにつれて俺の意識は溶け込んでいくのであった・・・





ココロガイタイ

あれ・・・?
ああ、そうか・・・俺は確かあの後死んだんだったか
死んだ後ってこんな世界なのかな、天国でもなく地獄でもない感じだ
でも不思議と頭はちゃんと働いてるし、ほら、体だって動かせ・・・

「ええ?」
俺は目を覚ました
体はところどころ痛みを覚えているが体を起こすくらいなら出来る
「ってゆうか・・・ココどこだ」
周りを見渡すとなんとなく状況を把握できた
俺はベッドで寝かされていてココは病院って事だけはわかった
「おや、目を覚ましたようですね」
「え?」
俺の寝かされている部屋に看護婦がやってきていた
「災難でしたね・・・でもお友達の中村さんはご無事ですので安心してください」
なんてことをこの看護婦は口にした
「・・・中村が無事だって?」
俺がこの手で殺したのになぜ生きているというのか
それより俺は殺す気で中村にガラスを刺したのだ、なぜ無事なことを安心しないといけないのか
いや、まず俺が中村を刺した時点で俺はこんな優しく扱ってくれない筈だ
「あの・・・俺はこれからどうなるんでしょうか」
刑務所行きなのだろうか、死刑とかまでにはならないよな・・・
「この調子だと1週間くらいで退院できますね、それからはこれまで通りまた学校へ行けますよ」
な、に?
これまで通り?
俺は人を刺したんだぞ
死には至らなかったみたいだが刺したに変わりない者がこれまで通りなんてありえるのか?


そして本当にこれまで通り学校生活を送ることが出来たのだった
ただ一人を除けば・・・


-隠撮り編完結-




※この物語はフィクションです。
登場する人物、団体名はところどころ実在しますが物語は妄想です。


-キャスト-
企画:俺
監督:俺
吹き替え:俺

-登場人物-
次郎 :俺
中村 :中村くん
郷  :クソ郷
看護婦:甲後歩





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